事業紹介

---事業内容---

泊野海洋は海洋土木事業を主柱とし、日々海にまつわる様々な作業・工事を実施しています。
ここでは、その多岐に渡る作業内容の中からほんの一部を写真付きでご説明させて頂きます。

海象計の保守点検
▲海の底に設置されている海象計。これがきちんと作動しているかのチェックを行います。

『海象計』とは

天気予報でよく目にする「波の高さ」は、実はこの「海象計」と呼ばれる機械が計測したデータに基づいて算出されています。 海底に設置され一台の水中センサーで波の高さ、波の向き、流況等の様々な情報を同時に観測が出来る装置です。
▲重たい鋼鉄製の保護カバーを外して、いざ機械をチェック。計器に取りついたフジツボをヘラで削ぎ落します。
▲海象計が測定したデータの送信部分の保守も忘れずに。こちらにもフジツボがビッシリなので綺麗にしてからの点検です。
▲動作に問題がないことを写真に収め保有企業様に連絡します。

▲現場での潜水士さん。仕事を無事終えてご満悦のポーズ。

岸壁の延長工事

『ケーソン』とは

鉄筋コンクリートで組まれた『ケーソン』と呼ばれる型枠をつくり、そこにコンクリートを流し込んで港の岸壁を延長します。あらかじめ別の場所でケーソンを作ってから指定の位置に運ぶ場合と、その場でケーソンを組む場合があります。そして型枠内にコンクリートを流し込み、蓋をして完成です。

防波堤工事

『防波堤工事』とは

防波堤を作る際にもケーソンが使われます。ケーソンの周囲には、さらに「基礎捨石」、「根固ブロック」、「被覆ブロック」が置かれ、波に対する防波堤の防御力を高めます。被覆ブロックには、港でよく見るテトラポットも含まれています。